天湯川田神社(あまゆかわたじんじゃ) 河内国安宿郡の式内小社。鳥取氏の祖天湯川田奈命を祀る。

河内国安宿郡の式内小社。鳥取氏の祖天湯川田奈命を祀る。 古代の鳥坂郷で東に隣接して鳥取郷がある。鳥取氏の居住地であった。角凝魂命の三世の孫が祭神の天湯河棚命で鳥取連はこの命の後裔とされる。旧社家の鳥取氏宅には三尊形式の神像があり、中央の一体は白鳥を抱いていると言う。始祖の天湯川田奈命の本拠は和泉の日根郡鳥取郷である。角凝魂命を祀る 波太神社 が鎮座する。子孫が河内国大県郡の当地へ移り住んだものと思われる。垂仁紀二十三年に、皇子譽津別命がに献上せんと天湯河棚が天空を行く白鳥を追って出雲でとらえた。その功によって鳥取造の姓を賜ったと記されている。 鎮座地:柏原市高井田89

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