【産湯稲荷神社】( うぶゆいなりじんじゃ) 大阪市天王寺区

産湯稲荷神社】( うぶゆいなりじんじゃ) 大阪市天王寺区小橋町に鎮座しています。
創建年代は不明です。東成区の比売許曽神社の旧社地といわれる場所に鎮座し、境外摂社・御旅所です。御祭神は、宇賀魂命下照比賣命大小橋命。公園の一角に整備された神社です。境内の一段低い場所に玉之井と呼ばれる井戸があり、大小橋命の産湯に使われたという伝承から、社名の由来ともなっています。鳥居をくぐった場所に「桃山跡」の石碑があります。

 

 

この産湯稲荷神社のあたりの丘陵は桃山と呼ばれ、明治の頃まで広大な桃の林があり、大正八年(1919)に埋め立てられた味原池とともに景勝の地として知られていました。

 

こちらが「大小橋命」(おおおばせのみこと)誕生のとき、産湯に
用いられたという井戸です。今は湧水していないらしいのですが、立派な井戸屋形が残っています。

 

 井戸の中の左側が「抜け穴」だと、NHK歴史ヒストリアで同神社の宮司さんが語っておられました。

 

井戸の後ろにはお不動様も祀られています。

 

鳥居をくぐってすぐ右手のお地蔵様です。

 

お地蔵様をよく見ると。。。。

 

 

 

 

***  桜の季節の【産湯稲荷神社】( うぶゆいなりじんじゃ) ***

 

(2016年4月撮影)