東弓削に鎮座する「弓削神社」

東弓削に鎮座する「弓削神社」 所在地 八尾市東弓削1丁目166 弓削氏の祖神である天日鷲翔矢命と物部氏の祖神の彌加布都神、 比古佐自布都神の二座をまつる延喜式内社で、河内国でも枚岡、恩智社に次ぐ三指に数えられた大社であった。弓削氏河内国若江郡弓削郷を本貫とする豪族で、弓矢などの武器の製作にたずさわる弓削部を率いた伴造であった。この一族から物部守屋孝謙女帝に仕え、その信任を得た弓削道鏡を輩出した。「続日本紀」の伝える女帝ゆかりの西の京址や弓削寺址も附近にあり、歴史的に由緒深い地域である。